こすぎさん

手作りできる木目込み雛人形

2018.01.31

得意を活かすプロジェクト
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木目込み雛人形

世界に一つのオリジナルな雛人形を作れる「木目込み雛」

そろそろ桃の節句の準備を始める季節になりました。

我が家は昨年女の子が生まれたので初節句です。

どんなお雛様を用意しようかと考えていた時に、夫の母から木目込み人形の話を聞き、これだ!と即決しました。

 

木目込み人形とは、人形の元となるベースの胴体部分に、着物の筋が彫ってあり、そこに生地をあってて押し込んで作る人形のことです。

すでに職人さんによって完成された木目込み雛も店頭ではたくさん売られていますが、ベースと生地を別々に購入して、自分で好きな柄の着物を着せて作ることもできます。

私はもちろん、ベースを買って自分で作ることにしました!

小さなサイズもあるので、女の子がいなくても、インテリアとしてちょっと飾ったり、プレゼントに贈ったりするのにもいいですよ。

 

今回、木目込みの経験者である夫の母に作り方を伝授してもらったので、作り方の流れをレポートしたいと思います!

準備するもの

木目込みボディ

まずは、人形のベースの部分です。

白いものがお雛様とお内裏様のボディです。樹脂でできています。

お顔や腕などは、着物を着せた後に差し込むので別になっています。

 

木目込み生地

そして、人形に着せる着物の生地です。

これが、自分の好きな柄の着物を着せられるという、木目込み雛の最大の楽しみ!

木目込み人形は、ボディと生地がセットになっているキットでも売られているので、初心者はまずキットで作ってみるのがおすすめですが、慣れたら自分の好きな生地をあててみると楽しいです。

人形屋さんにいくと、木目込み用の生地がたくさん売られているので、お店の方と相談しながらいろいろな生地を用意しました。

木目込み道具

そして、これが必要な道具類です。

左から、裁ちばさみ・のり・目打ち・木目込み用へら・手芸用はさみ。

のりは粉状になっているものを水で溶かして練ります。

上のお皿をのりを練る時に使います。木工用ボンドでも代用可です。

特別なものは「へら」くらいで、あとは手持ちのもので作れます。

 

早速始めます!

木目込みのり

まずは、粉状ののりを水でとかします。

少しずつ水を加えて、割り箸などを使ってぐるぐるひたすら練ります。

とろっとしてきたらOKです。

使い終わったらラップをして冷蔵庫に保管して次の日くらいまでは使えます。

木目込み台紙

木目込みキットを買うと、生地の台紙と、どこにどの生地を乗せるかの説明書がついてきます。

これを見ながら、生地を乗せていきます。

木目込み台紙

今回私は木目込みキットを購入しましたが、ついてきた生地を参考にしながら、一部自分の好きな柄の生地に替えて制作しました。

これはお雛様の一番外側のお着物。

全体的に薄い色合いにしたかったので、淡いピンクの生地に台紙をあてました。

木目込み生地

台紙に合わせて生地を切っていきます。

生地には柄があるので、着物の場所によっては柄合わせが必要です。

左右の生地を合わせたり、目立つ場所には綺麗な柄を持ってきたり。

なので、すべての生地を一気に切らないで、ボディに生地を入れて生地の合わせ方などを見ながら作っていきます。

生地を切ったら、ボディに木目込んでいきます。

木目込み人形のり付けボディの筋に、目打ちなどを使ってのりを塗ります。

木目込む生地によっては、のりが染みてしまうので、なるべく筋の中にのりを入れ込むように気をつけます。

木目込み生地をあてる

先ほど切った生地をあてて・・・

木目込み

へらを使って筋の中に生地を入れ込んでいきます。

生地は余裕を持って切ってあるので、ぐっと差し込んで大丈夫。

丸みがある部分は、生地を入れ込むのが難しいですが、のりが乾く前ならすぐに外せるので慌てずに木目込みます。

もし乾いた後に外したくなったら、水で濡らした綿棒でのり部分を濡らせば外すことができます。

木目込み

筋へ生地を入れ込めたら、余っている生地を切ります。

ボディから1〜2mmくらい残して切るのポイントです。

木目込み

1〜2mm残した生地も筋に入れ込みます。

木目込み雛

左右の着物を木目込みました。

ここまでできてちょっと感動・・・。

他の部分も同様に木目込んでいきます。

生地が増えてくると、筋に入れ込むのが大変になってきますが、へらで頑張って入れ込んでいきます。

また、実際に木目込んだ感じを見ながら、次の生地の柄を考えたり、色合わせを考えていきます。

木目込み雛

生地の面積が大きなところから決めていくと全体の雰囲気がわかりやすいですね。

後ろの部分も入れてみました。

木目込み雛

すべての生地を木目込むとこんな感じになります!

わーわー!!好きな感じ!あんまりこうゆうお雛様みたことなーい!

と、一人で大騒ぎしていました。

夜中に頑張った甲斐がありました!

木目込み雛

お顔、腕などのパーツを入れると、お雛様の完成です!

 

木目込み雛

木目込み雛のいいところは、付属品もカスタマイズできちゃうとことです。

屏風や油灯なども自分で好きなものを選べます。

これぞ世界に一つのお雛様!

 

今回、いきなりお雛様を作るのが怖かったので、私は最初に練習用に三人官女を作りました。

品質は、職人さんの作ったものには遠く及びませんが、気持ちのこもった雛人形を娘に贈ることができてよかったな〜と思います。

 

小さなものを作って玄関などに置くのもいいなと思います。

 

木目込み雛のご紹介でした。

 

写真/文 こすぎさん運営局 田中

 

 

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