2019年こすぎさんの新年会。ガレット・デ・ロワをやってみた。
2019.01.29

もう1月も終わりですが・・・
あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願い致します。
さて、ご存知の通り食べること大好きなこすぎさん運営局の2人。
2月に突入する前に、以前から気になっていたフランスの年始のお菓子の「ガレット・デ・ロワ」を家族と食べてみることにしました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますまが、ガレット・デ・ロワとは「王様のお菓子」という意味のフランスの伝統菓子です。
このお菓子にはウェーブと呼ばれる陶器の小さな人形が入っていて、切り分けた自分のガレットの中にその人形が入っていれば、今日一日「王様」「女王様」となり、今年一年を幸せに過ごせると言われています。
本場のフランスでは家庭自慢のガッレト・デ・ロワを持ち寄り、一年の幸運をもたらすウェーブのゆくえをめぐって盛り上がります。
ガレット・デ・ロワは、もともと16世紀フランスで生まれたキリスト教の公現節(1月6日)を祝って食べられるお菓子。この日、東方三博士が星に導かれてベツレヘムを訪れ、イエスの誕生を祝福したと言われています。
現代では宗教色はほとんど失われていますが、新年をお祝いする楽しいイベントとして人々の生活に定着しています。1月になるとパン屋さんやお菓子屋さんの店頭にいっせいにガレット・デ・ロワが並び、その数に多さは圧巻!
日本でも結構浸透してきていて、今年も武蔵小杉周辺のパン屋やケーキ屋さんでガレット・デ・ロワをみかけました。
どこのも美味しそうだったのですが、今回は運営局サイトウが以前から気になっていた田園調布のパン屋さん、BIGOTで調達!
すいません。こすぎさんなのに・・・
早速、予約し、自宅で箱をあけると・・・こんな感じです。!
見た目はシンプルで美しい!!という感じでしょうか。
バターの香りが食欲をそそります。
「ガッレト・デ・ロワの楽しい召し上がり方」と書いてある紙が入っていたのですが、それによると、、、
“本国フランスの家庭では、お母さんがガッレト・デ・ロワを切り分け、そしてその中で一番歳の若い子供がひとり、テーブルの下にもぐります。「このガレットは誰の?」とお母さんがテーブルの下の子どもに尋ね、「それは〇〇の!」と、その子供がどのガレットが誰のところへ配られるかも、全部決めて食べるのです。 “
とのこと。
私たちも、このフランスの家庭風に子供に決めてもらうことにしました。
早速、母の私が切り分けまして、購入してから時間がすこし立っていたので、(本当は当日に食べるのが一番!!)軽く温めたりしまして。
良い香り~。とお皿に取り分けてから、子供に、机の下に入ってもらったわけですが・・・
まあ、なかなか上手くいかないもので、わけのわかっていない子供達が、ひょこひょこと机の下から出てきたりして、「あれ?何かはいいてるよー!」と種明かししてしまったり、ウェーブ入りガレットを奪ったりして・・・(笑)
結局ガレット・デ・ロワの醍醐味である「誰が王様〜?」みたいなイベントはできずじまいでしたがまあ、そんなこんなも含めて新年会としては楽しかったりしました!
ちなみに、今回のウェーブは紫色のくまちゃんでした。
そしてガッレトのお味は、とっても美味!
発酵バターの香るサクサクのパイ生地の中にアーモンドクリームが詰まっていて何とも贅沢な味わい。ぺろりと完食。
ハイカロリー確実!
年末年始の暴飲暴食の〆!という感じ。
ようするに、うまい!のです。
こんなゆるゆるスタートのこすぎさん事務局ですが、今年も大切な人たちと、ガッレト・デ・ロワのように幸せを切り分けてシェアしていけたらなぁと思っております。
文/こすぎさん運営局サイトウ
写真/こすぎさん運営局 田中
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