こどもも大人も。毎日でも飽きない 体にいい食事を。@木月キッチンさん
2018.09.10

定食1回で、ほぼ1日に必要な野菜量が摂れる
今回は、元住吉駅から徒歩3分ほどの路地裏に佇む定食のお店「BrownRice+木月キッチン」さんを訪ねました。
突然ですが、みなさんは毎日どのくらいの量の野菜を摂っていますか?
「食べなきゃ」「食べた方がいい」とわかっていても、意外に野菜を必要量摂るのって難しかったりしますよね。
とにかく野菜の値段が高騰しちゃって買うのに躊躇してしまうし、野菜のおかずって考えるのも作るのも結構手間・・・。って思ってるのは私だけでしょうか(汗)
そんな野菜が足りない現代人に嬉しいお店がここ、木月キッチンさん。
お店の名前にも「BrownRice」とある通り、無農薬の玄米と野菜のお惣菜をたっぷりいただける定食屋さんです。
メインのお惣菜はお肉・お魚・お野菜とあり、その他に定番のカレーやおにぎりの定食、ランチにはメイン数種類を少しずついただけるお得なお昼のプレートも。
メインのお惣菜は週替わりで、その他、定食にはたっぷりお野菜のお惣菜がついてきます。
この定食一回で、ほぼ1日に必要な野菜量350gを摂取できてしまうというから驚き!
子供用にキッズプレートも用意してくださっています。
木月キッチンさんは、11時半〜14時がランチ、17時半〜21時半がディナーと2部制で営業されており、昼はランチとで利用するお母さんたち、夜は仕事帰りに週に何度も利用される男性などお客さんの層も様々。
いろんな人が出入りするお店ですが、きっとみなさんが木月キッチンに通うのは「毎日食べても飽きない」からなのでしょうね。
木月キッチンが取り組む、月1回のこども食堂「木月こどもキッチン」
2012年、「体にいい食事を提供したい」と元住吉にお店を出した店主のマサエさん。
最初は夜のみの営業でしたが2017年からはランチの営業がはじまりました。
そしてちょうどランチ営業を始めたのと同じ頃、マサエさんが取り組みはじめたのが「木月こどもキッチン」です。
「木月こどもキッチン」は、月1回、第3月曜日の16時半〜19時半に開店するこども食堂です。
お母さんお父さんが忙しくてご飯が作れない時、こどもだけでご飯を食べる時、子育てに忙しくて夕飯が作れないママやパパにも、夕食の場所を提供しています。
毎回こども大人あわせて40名近い人が利用しているこどもキッチン。
毎月訪れるという子供達も多く、みんなにとって第二のお家みたいな安らげる場所になっています。4人兄弟を連れたお母さんや小さな赤ちゃんを連れてくるお母さんもいるそうですよ。
利用料はこども100円、大人300円で誰でも利用できます。
このこども食堂の運営は、木月キッチンのお客さんからの募金や、ボランティアスタッフの方々、そして食材を提供してくださる方々によって成り立っているとのこと。
今後は、本当にこども食堂を必要としている子供達にもこの活動が届くといい、とマサエさんもおっしゃっていましたが、私もそれを切に願います。
マサエさんは、この他にも自活を必要とする子供達に料理教室を開いたりと様々な活動に取り組まれています。
家族や学校の先生など直接子供達と関わるのとちょっと違う「斜めの関係」って結構大事ですよね、とおっしゃっていたのが印象的でした。
大人もそうですが、学校や家庭、会社など一つの小さな世界だけで過ごしていると考え方も窮屈になりがちです。いろんな人と関わり合って、世界の広さやいろいろな考え方があっていいことを知ってもらえる「斜めの関係」。すごくいいなと思います。
派手さはないけれど毎日食べても飽きない、優しい気持ちになれる、木月キッチンさんはそんな食事が摂れる場所。
単純に美味しいご飯が食べたいなという時にも、ちょっと元気が欲しいなという時にもおすすめです。
こどもキッチンの開催日については木月こどもキッチンのFacebook、または当サイト(街の情報)でも掲載していますのでぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
店主のマサエさん、ご協力ありがとうございました!
写真/文 こすぎさん運営局 田中(写真一部・木月キッチン)
BrownRice+木月キッチン
- 住所
- 川崎市中原区木月2丁目3−15
(地図をみる) - 定休日
- 日・月・祝
- 営業時間
- 昼ごはん 水曜日〜土曜日 11時半〜2時・夜ごはん 火曜日〜金曜日5時半~9時半
- 電話番号
- 044-572-3214
- メール
- HP
- https://ameblo.jp/kizukikitchen-2012/