子供と一緒にできる。初夏の梅仕事vol.01
2017.07.10

食べ物から季節を感じよう
プロではないけどちょっと得意。そんなみんなの「得意を活かすプロジェクト」。
今回は、こすぎさん運営局から『料理』の分野を選んで、子供と一緒に楽しめる初夏の梅仕事をご紹介します!
梅仕事に最適な季節は6月初旬〜中旬
梅を仕込むのに最適なのは6月初旬〜中旬くらい。
この頃、ちょうどスーパーなどでも仕込み用の梅がよく見られますよね。
今回仕込むのは「梅シロップ」「梅酒」「梅干し」がメインです。
梅シロップと梅酒には熟す前の「青梅」が良いらしい・・・のですが
実は準備するのがちょっと遅かった私たち。
すでに少し熟しかけている南高梅しか手に入れられませんでした(涙)
青梅の購入は、時間に余裕があればメルカリがオススメです!
一般の方が出品してるので、かなり安く手に入ります。
今回は熟した梅もあるので一緒に梅干しも作ってみることにしました。
準備するもの
梅の他に準備するのが仕込み用の容器。
今回シロップ用に用意したのは4Lの瓶です。
これで梅1kgちょっとが入ります。
瓶は密閉できればなんでも良いのですが、セラーメイトの取っ手付き瓶を用意してみました。
見た目もいいしね。
あとは家にあったいろいろな瓶や容器をかき集めました。
あとは氷砂糖。
氷砂糖は梅と1:1の量があればOKです。
梅1kgなので砂糖も1kgですね。
念のため、上白糖も買っておきました。
その他に、大きめのザルと竹串を何本か用意しておきましょう。
それでは、梅シロップと梅酒仕込みの準備
まずは瓶を熱湯で消毒します。
本当は耐熱ガラスではない瓶なのでよくないのですが・・・。
熱に弱い容器の場合は、アルコール消毒します。
容器を乾かしている間に、今度は梅をよく水洗い。
梅の水気を取りながら、ヘタを竹串で取っていきます。(あ〜ブレブレな写真・・・)
竹串でクリッとするとするっとヘタが取れます。
この作業は子供と一緒にやると楽しいですよ。
2歳の息子でも楽しそうにやってました。
ヘタ取りが終わったら、少し外で乾かします。
梅が乾いたら、あとは瓶に詰めるだけ!
簡単です。
氷砂糖・梅・氷砂糖・梅・・・と交互に入れていきます。
量は1:1ですよ。
「梅は優しく瓶に入れてね〜」とお願いしながら。
梅シロップの仕込みが2家族分、2瓶作りました。
次に同じ容量でもう1瓶作り、今度はお酒を入れて梅酒にしました。
梅酒に使うお酒は35度以上のものなら、お好みでOK。
35度以上ないとちゃんと浸からないそうです。
量はひたひたくらいにしました。
梅シロップと梅酒の仕込みはこれで完成!
このまま1ヶ月ほど置きます。
その他、残った梅や材料でいろいろやってみました
まずは余った梅で梅干しの仕込み。
梅:粗塩を1:0.2でなじませ、容器に入れて重石をつけます。
重石はビニールに入れた水やビー玉など、家にあるもので代用。
こちらもこのまま1ヶ月保存します。
もう一つ、砂糖がたくさん余ったのでリンゴのサーワドリンクを作ることにしました。
リンゴは四つ切りの薄切りにして、
リンゴ:酢:砂糖を1:1:1で瓶に詰めます。
こちらは1週間ぐらいで飲み頃になるそうです。
今回の梅仕込みはこんな感じになりました。
夏らしくて涼しげで、見た目も素敵ですね。
季節のものを暮らしの中で見て触って知ることは、子供にとっても大人にとっても有意義な時間です。
「あぁ、夏がくるんだな〜。」
忙しい毎日の中でふっと季節を感じることができました。
このまま1ヶ月ほど保存して、次回vol.2では出来上がったシロップを使っていろいろ楽しもうと思います!
写真/文 こすぎさん運営局 田中